過去のこと、その2



それで過去のことを前記事でつらつら書いたわけですが、どこで病む要素があったの?どこなの?と思った方が全体の95%くらいはいらっしゃったと思います。

なんか具体的には言えないんですけど、とりあえず私は、学校祭などのみんなで頑張る系の行事が得意ではありませんでした。
だから一年次や二年次にはその準備期間のほとんどを当時の彼氏と過ごしたり、三年次にはバイトと今のかれぴぴに明け暮れておりました。
そのことでやっぱり良くない印象を持たれて、Twitterとかで学校祭頑張りたいリーダーやってた子に準備しないなら学校来なきゃいいのにとか書かれたこともありました(三年次)。
だから行かないでやった、みたいなところもあったし、そんなのは理由付けでしかなくて本当に学校っていうもの、その組織性自体が嫌いだったっていうのもあります。
それと件のTwitterの書き込みからやっぱりそのリーダー格の子への見る目も変わって、恐怖の対象になりました。
その子とその周囲の笑い声が怖くて朝のHR始まる前に帰ったこともあります。
遅刻もするし早退もたくさんしたし、欠席もたくさんしました。

朝起きたら頭痛に吐き気がありました。
最寄り駅に向かうとさらにひどくなり腹痛までやってきたりします。
親に症状を訴えても、市販薬を飲めとか、あと医療関係者なので薬がたくさん家にあって対症療法薬をたくさん飲まされました。吐き気どめとか。

そして着いたら苦痛で苦痛で苦痛で、
だけどバイトは全然行けるし、みたいな生活でした。
あの時の生活の中で学校というものだけが嫌で、それが占める割合が大きすぎた。

学校にろくに行かずバイトばかりして、携帯ばかりして、と携帯を取り上げられそうになった時もあって、この時ばかりはかれぴぴと連絡が取れない!と本気で暴れたしそれを見て小さい方の弟は泣き叫ぶし性根の優しい大きい方の弟が怒鳴って止めるほど母親と喧嘩するという修羅場となり家を飛び出し、かれぴぴの家に一晩お世話になったりもしましたが、そんな事案があっても精神科に連れて行かなかったのでうちの親はもうダメなのだと諦めたのはこのときでした。


この親に、学校や何やらのことを話しても全部うやむやにされてしまう。
家出したって何も変わらない。
それなら学校が休みになるまで待って、自分でなんとかしよう。


具体的なビジョンがあったわけではありませんが、なんとなくのベクトルが定まったのはこのときだったのではないかと思います。
学校が休みになるというのは、受験のために学校がなくなる期間のことで、年明けからの予定でした。
そのときになれば学校なんか行かなくても何も言われない。
それを拠り所にして、ただ耐えたという印象があの頃にはあります。

あのときも、朝が来るのが怖かった。
朝起きられずにいると母親が、起こしに階段を上がってくる音。
あれがなんとも言えず恐ろしかったし、今でも少し恐ろしいです。

書いていて辛くなってきたけどまだ続けます。

家出をした時は、かれぴぴが自転車で迎えに来てくれて、それはそれはドラマティックな拾われ方をしました。
あのときにこの人とはずっと一緒だとおもいました。
彼は私を抱きしめて泣いていました。






結局私がここで何が言いたかったのかっていうと、明らかにおかしいと思ったら精神科であろうがすぐ受診するべきだということです。


私の家庭には、精神科は自己申告で通い始めるものではないという認識があり、私が高校生の時から通院を始めることは困難で結果的には不可能でした。

でもその後結局、進学を蹴ってやりたかったことをしていたにもかかわらず、ストレスから重度のうつ状態に陥り、通院をしてみることになりました。
そして診断書を見てみたら双極性感情障害。

もっとはやく治療をできていれば、もっと大元から治せているはずのことが、まったく効果があると思えない治療をされています。
それは現在の主治医が、
「直近二週間の症状のみに対しての治療」を行い、
過去のことに関しては「性格も大きく絡む部分であり、症状だったか性格かの区別がしづらい」という理由で
投薬もしないから、ということもあってのことですが、これも早期受診で防げたことだと思います。

少しでも熱が出たら内科にかかるのと同じように、少しでもおかしいなって思うことがあったら精神科だろうがちゃんと受診させて欲しかった。

私はこの経験から、ほとんど家族や他人に対して頼ったり信じるような気持ちはなくなりました。
結局自分のことは自分でしか気がつくことができない。
そして結局自分でなんとかしてあげるしかないのだとわかったからです。

周りに、親に認められて親のお金で通院している人がたくさんいますが、精神科にかかるということに抵抗のない親御さんで非常に羨ましく感じます。

私は病名がわかってから、親に精神科にかかっていたことを告げました。
自立支援の申請を代理でやって欲しかったからです。
それを告げた時親は、
「どうしてそういう大切なことを早く言わないの?」と言いました。
だから私は、
「高校時代、精神科にかかりたいと言っても取り合ってもらえなかったので、自分でやっただけだ」と言いました。

普通「大切なこと」という認識があるのであれば、本人から申告があった時に「そんなことは自分から言うものではない」などと突っぱねるようなことは言わないと思います。

病名を打ち明けた今でこそ親は少し態度が優しくなりましたが、私は今でも、親を信じることができません。
むしろ病名を知ってから態度を変えたから余計に、という部分もあります。

本当に何が言いたいかわからなくなってきましたが、私は少しでもこの記事を見て、私のような思いをする人がいなくなってくれればと思います。


ひとまずこの記事はここで終わりとなりますが、いま、なにか辛いことがあって精神科や心療内科の受診を考えている方がいたら、もう本当に悪いこと言わないのでサッサと予約とって行ってきてください。
特に夜眠れない方など。
病院で処方される睡眠薬は市販のものよりずっと安いですし、受診することで不眠の原因から対処できますので本当に試しに勉強だとでも思って行ってみてください。
その他の方も手遅れになってからでは遅いので本気でサッサと受診することをおすすめします。
私ですら甘えですなんて言われませんでしたので大体の方は大丈夫なので。

これを見て何か思うところがあった方、否定的な意見も肯定的な意見もあるかと思いますが何かあればご一報を。
匿名が良ければask.fmからでも構いません。